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傳家寶 安岡正篤 一、我が幸福は祖先の遺恵、子孫の禍福(かふく)は 我が平生(へいぜい)の所行にあること、 已(すで)に現代の諸学にも明らかなり。 二、平生・己(おのれ)を省(かえり)み、 過(あやま)ちを改め、事理を正し、 恩義を厚くすべし。 百薬(ひゃくやく)も一心の安きに如(し)かず。 三、良からぬ習慣に狎(なれ)るべからず。 人生は習慣の織物と心得べし。 四、成功は常に苦心の日に在り。 敗事は多く得意の時に因(よ)ることを 覚(さと)るべし。 五、事の前に在りては怠惰、 事に当っては疎忽(そこつ)、 事の後に於(おい)ては安逸(あんいつ)、 是(こ)れ百事成らざる所以(ゆえん)なり。 天才も要するに勤勉のみ。 六、用意周到なれば機に臨んで惑(まど)うことなし。 信心積善(せきぜん)すれば変に遭うて恐るることなし。 七、不振の精神・頽廃(たいはい)せる生活の上には、 何ものをも建設する能(あた)わず。 永久の計は一念の微にあり。 |
2025.06.17 |
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